目次
スクワットの正しいフォームと回数|ジム指導の重要性
下半身の筋力アップや代謝の向上、美しいボディラインづくりに欠かせない「スクワット」。シンプルな動作に見えて実はとても奥が深く、間違ったフォームで続けてしまうと腰や膝を痛めるリスクもあります。
今回は、正しいスクワットフォームの基本、目的別の回数設定、そしてジムでの指導を受けることの重要性について詳しく解説します。
1. なぜスクワットが重要なのか?
スクワットは「筋トレの王様」とも呼ばれるほど、全身に効果のあるトレーニングです。
スクワットで鍛えられる主な筋肉
- 大腿四頭筋(太もも前)
- ハムストリング(太もも裏)
- 大殿筋(お尻)
- 腹筋群、体幹
- 脊柱起立筋(背中)
これらの筋肉を一度に動かすことで、筋力アップはもちろん、基礎代謝の向上、姿勢の改善、運動パフォーマンスの向上にもつながります。
2. 正しいスクワットフォームとは?
自己流で行うスクワットでは、間違ったフォームになりがちです。正しいフォームを身につけることで、ケガを防ぎ、効率的に筋肉を鍛えることができます。
基本のスクワットフォーム(ノーマルスクワット)
- 足幅は肩幅程度、つま先はやや外側へ向ける
- 背筋を伸ばして胸を張る(腰を反りすぎないように)
- 膝を曲げて、お尻を後ろに引くようにして腰を落とす
- 膝はつま先より前に出過ぎないように注意
- 太ももが床と平行になるまで下ろす(深くできる人はパラレルスクワットまで)
- かかとで床を押しながら元の姿勢に戻る
よくあるフォームの間違い
- 膝が内側に入ってしまう(ニーイン)
- 背中が丸くなる
- つま先より膝が大きく前に出てしまう
- 重心が前に寄りすぎる
間違ったフォームで続けると、膝や腰への負担が増え、痛みやケガにつながることもあります。
3. 目的別!スクワットの回数とセット数
スクワットの効果を最大限に引き出すためには、トレーニングの目的に合わせた回数・セット数が大切です。
筋力アップを目指す場合
- 8〜10回×3セット
- やや重めの負荷(バーベルやダンベルなど)を使用
- 休憩は1分〜2分程度
→ 主に筋繊維を太くし、力強い下半身をつくる目的。
引き締め・ボディメイクを目指す場合
- 12〜15回×3セット
- 自重でもOK、軽いウェイトを加えても◎
- 休憩は30秒〜1分程度
→ 脂肪を燃焼しながら、引き締まったボディラインを作る目的。
心肺機能向上・脂肪燃焼を狙う場合
- 20回以上×2〜3セット(HIIT形式もおすすめ)
- スピード重視で、ジャンピングスクワットやサーキット形式で行う
- インターバルは短く(20秒〜40秒)
→ 有酸素要素を組み合わせて、脂肪燃焼と持久力アップ。
4. ジム指導が重要な理由
自己流スクワットの落とし穴
自宅で気軽にできるスクワットですが、自己流で行うとフォームが崩れがち。最初は効果が出たとしても、次第に膝や腰に違和感を覚えたり、筋肉が偏ってついてしまったりすることも。
ジムで指導を受けるメリット
- 正しいフォームをその場で修正してもらえる
- 目的に合わせた負荷設定や回数を提案してもらえる
- ケガ予防の観点から、動きのクセを見抜いて指導してくれる
- フォームの可視化(動画撮影など)で改善点が明確に
- モチベーション維持につながる
特に初心者の方や、膝や腰に不安がある方は、セミパーソナルジムやパーソナルトレーニングなどで専門家の指導を受けることで、安全かつ効率的なトレーニングが可能になります。
5. スクワット継続のコツ
- 無理のない頻度からスタート(週2〜3回)
- 鏡やスマホでフォームを確認
- 日記やアプリで記録をつける
- 音楽やトレーニングウェアで気分を上げる
- 定期的にプロの指導を受けてチェックする
トレーニングは「続けること」が何より大切。完璧を求めすぎず、自分のペースでコツコツ続けていきましょう。
まとめ|スクワットは“質”が命!
スクワットは正しく行えば、体を変える最強の自重トレーニングです。フォームを意識せずに回数だけこなしていても、思うような効果は得られません。
自分に合った回数と目的を明確にし、必要であればジムでのプロの指導を取り入れることで、より安全に、そして確実に成果を出すことができます。
- 住所
- 福岡県福岡市南区高宮2丁目3-5
フルール・ド・高宮201号室 - アクセス
- 高宮駅:徒歩6分
西鉄平尾駅:徒歩8分
徒歩1分のところにコインパーキングあり - 営業時間
- 平日:11時〜21時
土日祝:9時〜18時